好きこそものの上手なれ

明日から4月、新生活が始まる方も多いのでしょうね。
学生さんはもうあと数日、かな?

新生活を迎える皆さんへ
仕事や勉強の目標、たとえば趣味でも
自分の”好き”をみつけてあたためてください。
そして楽しいと思うことを躊躇しないで進んでいってください。

もともとモノ描きが長くて、
昨日の続きが今日で、今日が明日に続いて
そんな区切りとは縁のない生活なんですけども(笑)
先日ちょっと心に残る一言にあいまして
”何十年前の自分、去年の自分、先月の自分…昨日の自分、
そのすべての答えが現在の自分”
そんな内容の言葉。
引用元を検索したけど見つからなかった~。ブクマしとけよ自分~(´Д`;)


ふと気がついたら亜宮まさみとしてデビューしてから
今年で32年目でした。
アシスタント経験はさらに4年ほどさかのぼります。
現在、漫画家として商業誌には久しく描いていませんが
”描くこと”が自分の軸であること
それはいつまでも変わっていません。
そこしかないっていうか(笑)

基本、モノ描きは自由業で
ボーナスもないし福利厚生もないし
ましてや退職金もないし。
そう思ってきたけれど
いやいや、ボーナスありましたよ。
この年になってデジタル書籍のリクエストいただいたり
かつての読者さんからご連絡いただいたり
新たにファンになってくださった方から応援いただいたり。
一朝一夕にはもらえないすてきな財産です。



僭越ながらプロを目指す方へひとことを。

まだデビューしたての頃、学んだこと。
プロとは共感を得ること。
描きたいテーマをといわれて、
当時自分の一身上に近いことを描こうとしたんですね。
テーマ自体にはOKをいただいたものの
一部シチュエーションにダメ出しが。
それはとても私的な価値観を含んでいたので
商業誌ではその表現を使えないと。
仕事として広い世界に公開するには
多くの人の共感を得ることが重要。
そこを押さえた上で初めて
自分の主張が受け入れてもらえる、と。

自己満足だけならチラシの裏で充分。

職業として報酬を受けるために
時には妥協が必要な場面もあります。
でも、芯のところは良い意味で頑固であれと思います。
自分の感性が描くエネルギーになるのですから。
で、その頑固を通すために柔軟であれと思います。
その感性を受け入れてもらうためのヒントを見逃さないように。
そこを切磋琢磨して自分の世界を発表していきましょう。

満足いく結果がでるまで長いかもしれません。
ま、なが~く描くことを続けてきたわけですけども
長かった先にこんな風な満足が待っているなんて
思いもしてませんでした。
描いててよかった。(^_^)
心からそう思います。



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1 件のコメント :

  1. 漫画家さんてすごいと思うんですよ。
    絵が描けるだけでなく、物語も書けて、そしてそれをうまくレイアウトに入れることができるんです。本当にすごいと思います。
    ワタシの尊敬する人って
    絵の描ける人
    曲のかける人
    小説の書ける人
    芸術家ですもんね、すばらしいです。

    そして芸術を商業的な成功に結び付けるのは大変だと思います。
    宮崎駿さんもそれで東映を去ったと聞いたことがあります。
    ナウシカはアイヌの話にしたかったけど、アイヌの話を作っても
    もうからないからとか言われたとか。
    その辺のバランスが大変ですよね。

    何か好きなことを長くされてるってすごいことだと思います。
    ワタシにはそういうのがないし。
    これからもがんばって下さいね。
    mamさんの絵をとても楽しませて頂いてますので。

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