喪章

故プミポン国王陛下がご崩御されて
今日で1年となります。

少しづつ日常を取り戻しつつも
国のあちこちに設えられた
弔問記帳の祭壇、献花の造花を作るコーナーなどに
人々の姿がたえることなく
深い悲しみと悼みがかたわらに在り続けた1年でした。

26日に行われる火葬
一連の葬儀を含め29日まで服喪となります。



喪章の黒いリボンを作り直しました。
緩く交差させて、裏に縫い付けた安全ピンで留めます。
重さで輪の部分が垂れてしまうのが気になっていたのですが
webでみつけた交差部分に縫い留めたこの形で作ってみました。



この時期、特にバンコクでは葬儀にかかわる行事が行われるので
服装などに注意を払う機会が多いかと思います。
場所によっては細かい指定(サンダル不可など)があるので
そちらを確認して従うとして
一般の旅行者の場合、派手な服装を避けていただいて
この喪章をつけるだけでもじゅうぶんです。

手先が不器用と心配なら
こんな風に短く切っただけのリボンを二つ折りにして
安全ピンで留めるのもOK。


黒いリボンと安全ピン、どこにでもありますよね。
そっとバッグのポケットに入れておけば
必要な時にすぐ弔意を示すことができます。


昨年、ご崩御の知らせがあってしばらく
喪服を求める国民に用意が間に合わず
黒い服をめぐって様々な社会現象を目にしました。
手持ちの服を黒く染める人々がいたかたわらで
在庫を買い占めて法外な値段で売る人もいました。

さすがに1年たってそんな事態はおこりえませんが
旅行者を相手にこの時期だからと黒いグッズやらTシャツやら
記念行事のペナントのように
わざわざ仕入れて店頭に並べてるのを見たりすると
なんとも言えない気持ちになりますね…。

この時期に旅行でいらっしゃる方には
特別な機会であることは確かですが
イベント気分ではなく悼む気持ちをもっていただければと思います。
黒いリボンひとつでその気持ちは共有できます。




ぱぱぁと結婚して25年
恥ずかしながら昨年のご崩御の際に初めて知ったのは
お若い頃の事故が元で片目が義眼でいらしたこと。
国中を道なき道をものともせずくまなく巡られた
70年という長い公務の重さ、はかり知れません…。
どうぞお安らかに…。

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